[用途によって使い分ける]
封筒の重要な分類は郵便物としての分類です。つまり 定形(80円切手) と 定形外(120円以上)にわかれます。
B5サイズの書類を4つに折って入れるサイズのもの=長形4号(ながよん)
タテ 205ミリ× ヨコ 90ミリ
A4サイズの書類を3つに折って入れるサイズのもの=長形3号(ながさん)
タテ 235ミリ× ヨコ 120ミリ
このサイズには窓開きタイプもあって伝票の宛名部分が窓からのぞくようになっていて、便利なので多く使われています。
B5サイズの書類を折らずに入れられるサイズ=角形3号(かくさん)
タテ 278ミリ× ヨコ 217ミリ
A4サイズの書類を折らずに数枚~十数枚程度入れられるサイズ=角形A4号(かくエーよん)
タテ 311ミリ× ヨコ 228ミリ
A4サイズの書類を折らずに、またはA4サイズで20~100ページくらいの冊子を入れることが出来るサイズ=角形2号(かくに)
タテ 332ミリ× ヨコ 240ミリ
このほかにビミョーに大きさの違うものが実はバラエティー豊かにあります。それぞれ角形○号、長形○号、と番号がつけられていて、封筒メーカーで、共通した寸法のようです。
でも、事務で使う封筒はこの5種類でだいたい使い回せるようです。
目的に合うサイズの封筒を注文しましょう。
薬袋は主に内用薬、外用薬などですが、大きさは使用される薬局によってまちまちです。 というのも入れる薬剤の多さによって大きさも変わるからです。 横に“マチ”を付けたものも使用されます。 以前は製袋用紙を使っていましたが、最近は“上質紙”を使用しているものが多くなっています。
レントゲンを入れる大きな封筒です。厚みのある既製品もあって広く使用されていますが、最近は茶色の厚紙ではなくグレーやホワイトなどの色のついた紙を使用しているお客さまも多くなって参りました。 既製品の寸法は290/425mm、380/440mm(縦横寸法)の2種類しかありませんが、ジャンボバックという大きな封筒も使用されています。(540/450mm、450/385mmなど) サイズが既製品にない場合はオリジナルで作成しています。
最近の郵便物は、宛名を書く位置にあまり細かな決まりがなくなってきました。 また、カタカナやアルファベットの社名というのも多くなってきて、横書きで宛名を書くほうが書きやすいというケースもよくあります。それで、封筒を横に使うこともたいして抵抗なくなってきました。 それにヨコに使うほうが、なんだかスタイリッシュな感じがしませんか? どちらのスタイルにするか決めたら、刷込む内容を決めましょう。
差出人としての記名ですから、社名・会社のマーク・住所・電話番号・ファックス番号・程度で良いものもあるし、DMを入れるための封筒なら お得意様案内状 とか入れたり 請求書郵送のためだけの封筒なら 請求書在中 とするなどの工夫もあります。 スタイルを決め、目的にあった印刷内容を決めましょう。
印刷物のお値段は、下記4項目の合計で決まります。
つまり、100枚しか印刷しなくても、版を作る費用は1000枚する時と同じなので印刷機にかけて印刷する費用が少なくても、製版の費用が大きく占めるということになります。 せっかく版を作ったら、数量は多く刷ったほうが一枚あたりのコストが下がります。 とはいっても、1ヶ月に10枚くらいしか使わないものを1000枚もつくったら、使い切ってしまうまでに、8年くらいかかってしまいますから、そんなときは適量を発注するほうが良いでしょう。
使い勝手の良い封筒というと、窓開き封筒というものがあります。 納品書や請求書や案内状のような中味の書類に、相手の名前と住所が印字されるものを郵送するとき、封筒に窓を開けておいてそこに住所や名前の部分がのぞいてくれれば、封筒に宛名を書く必要がなくなります。 これは事務の手間がぐっと省けるので使い勝手の良いものです。コストは窓開けの加工が施してある分、少し材料代はUPします。
さらに、便利にするには、書類を入れた後、封をするとき、のりやセロテープを使わず、折りたたむだけでくっついてくれると手間が省けますよね~。 これはアドヘア加工といって、のりしろ部分に既にのりをつけておく加工があります。少しベタっとしますが、書類がくっついて台無しになってしまうと言うほどのものではありません。 この「ノリ」同志をくっつけると ピタッ!と密着するので封筒のふたを折りたたむだけでポストに投函できます。 でも、この加工はアドヘアのりの効果が6~10ヶ月程度しか持ちませんから、毎月たくさんの郵便物を出す、という方におすすめする商品です。 ちなみに封筒代が通常の封筒に比べてすこしUPします。
材料にこだわるなら、紙に色がついているものはいかがですか? オーソドックスな事務封筒は茶色(クラフト)ですが、ピンク色やクリーム色などのカラー封筒も、よく使われます。 さわやかさやぬくもり感といった視覚的な効果が得られるので イメージアップにつながります。 薬袋や、既製品にない形の封筒は印刷した後、袋状に加工するため、枚数も2000枚未満の金額が(単価ではありません)ほとんど変わりません。 しかし、2,000枚からは単価もどんどん安くなっていきます。
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